
こんにちは!以前、仁王3体験版の記事を書き、ついに製品版もクリアしたので感想を書こうと思います!
結論から書くと、めちゃくちゃ面白かったです!以下に面白かった点や感想を書こうと思います。ネタバレ注意なのでお気をつけください。
クリアまでの時間や難易度は?
仁王、仁王2はプレイ済みなので仁王シリーズ初心者の方がつまずきやすい気力を回復する残心システムなどはある程度慣れています。その上でマップ等も自分なりにくまなく探索して60時間ほどでした。めちゃくちゃ楽しめてますね。戦絵巻も三鬼の影を残すのみです。三鬼の影難しすぎる…
難易度は前作、前々作とそれほど変わりはないと思います。仁王シリーズプレイ済みであれば納得できる難しさでしょう。初めてプレイする方は、最初は難しく死にまくると思いますが、そういうゲームなので安心して落命しましょう。
どうしても勝てない場合は、オンラインで協力すると全国のサムライやニンジャが助けに来てくれるので安心してください。オンラインプレイで混沌にするとボスのHPゲージが溶けます。
仁王3にピッタリな転身システム
仁王3から新しく登場した転身システム。サムライスタイルとニンジャスタイルを切り替えながら進むのですが、仁王3にとてもハマっているなと感じました。火力や防御力が欲しいなというときはサムライスタイルがハマりますし、飛んでいる敵や素早い敵などに対応したい時はニンジャスタイルがハマります。
サムライスタイルには研ぎゲージというのがあり、溜まるとゲージを消費して強攻撃や武技の威力を高めることができます。個人的にはかなり重要な要素だと思っており、研ぎシステムを使いこなせるかによってかなり難易度は変わってくると思います。
ニンジャスタイルでは忍術を使うことができます。前作までは忍術には使用回数があり、使い切りでしたが、今作はゲージ制になりました。手裏剣などは便利で常に使いたいのでゲージが貯まれば何度でも使えるというのは嬉しい変更点ですね。
スタイリッシュさを底上げする捌き 見切りシステム
サムライスタイルには攻撃を直前ガードで捌き、ニンジャスタイルは攻撃を直前回避で見切りというものがあります。どちらもめちゃくちゃ気持ちいいです。
ほとんど全ての攻撃を捌き、見切りで対処することが可能です。どちらか1つでいいじゃんという意見もあると思いますが、地面に属性(炎など)が残るタイプの攻撃や多段攻撃を捌くとなると捌いたところで地面の属性でダメージを受けてしまいます。その場合は見切りが有効ですね。捌きは防具の揃え効果で相手の気力削れるというのもありますが、見切りは気力を削るなどはなく、気力も切れやすいという弱点もあります。
このボスには捌きがいいな、見切りが有効かも?と色々試しながら楽しく攻略できますよ!
シリーズ恒例の陰陽術もありますし、前作あった妖怪技も今作では使役という形で使用することができます。妖怪技は面白く、強力なものも多く戦闘の手助けとなってくれることが多いのでこれは嬉しいですね。ただ、使用回数が存在し、仁王2の時みたいに何回も使うことはできず、妖怪技ゴリ押しみたいなのはできないです。
仁王おなじみの個性あふれる強敵やボス達(景時除く)
仁王3にはストーリーで登場するボスはもちろん、フィールドや戦絵巻で登場する強敵を含めればたくさんのボス達がいます。驚くべきはそのほとんどが楽しかったです。しっかりと相手の攻撃後には隙があり、こちらが攻撃をするチャンスをくれます。相手の攻撃をいかに見極め、ダメージを与えていくかが大切になってきます。
僕の中で「良いボス」の定義は、戦っていて理不尽さを感じず、純粋に楽しいかどうかなのですが、今作はそのバランスが神がかっていました。
個人的なナンバーワン楽しいボスは「茨木童子」です!攻撃に変な癖もなく、見た目も良い。理不尽な攻撃もなし。それでいて、しっかりと強いという。段々と慣れてくると、ほぼすべての攻撃を捌けるようになってきますよ!
こいつには絶対に茨木童子の腕を切り落としたという逸話を持つ刀「鬼切」を装備して挑んでほしいです。特に追加ダメージがあるわけではないですが、大切なのは『歴史のロマン(雰囲気)』ですからね!
逆に、最凶に楽しくなかったクソボス(愛を込めて)は、間違いなく「梶原景時」です……。 プレイヤーが使うときには存在しないレベルの「常時スーパーアーマー」でこちらの攻撃をゴリ押しで潰し、遠距離から手斧をブンブン投げてくる。おまけに妖怪技をコスト無視で無限連発……。戦いながら、仁王2で数多のサムライを絶望のどん底に叩き落とした「斎藤利三」の悪夢が頭をよぎりました。
オープンワールドではなくオープンフィールドだからこその完成度
今作はオープンフィールドを採用していますが、結論から言うと「この制限のある広さこそが、仁王のゲーム性にジャストフィットしている」と感じました。あまり広すぎても移動がめんどくさくなるだけですし、仁王は戦闘を楽しむゲームですからね!
また、2段ジャンプのおかげで、前作までの「この段差くらい登れよ!」というストレスは皆無。探索がただただ快適です。
そして何より、各マップの世界観を彩る「戦闘BGM」が本当に神がかっていました。 平安京のステージでは雅な笛の音が、幕末の遊郭では妖艶な三味線の音が鳴り響き、これまでの戦国時代とは全く違う空気感の中で刀を交える興奮は今作ならではの贅沢です。
また、マップを探索していると、仁王2の強敵だった「鎌鼬(かまいたち)」や「牛頭鬼(ごずき)」が普通にそこらへんを野生化してうろついているのを発見した時は、変な笑いが出ました。スルーしてもいいのに、倒すと新しい武技がもらえるご褒美のせいで、見つけるたびに「よっしゃ、狩るか!」と突撃してしまいましたね。
どれを使ったらいいか迷いすぎるほど、多彩な武器種
仁王シリーズといえば多彩な武器種が有名です。今作もかなりの武器種があり、どの武器にしようかマジで迷ったぐらいです。
体験版まではサムライスタイルで1種類、ニンジャスタイルで1種類の武器が使えるだけでした。仁王、仁王2も2つの武器種を持ち、切り替えながら戦っていたので、スタイルを切り替えながら2種類の武器を使うのかなと思っていたのですが、ストーリーが進むとサムライスタイルでも2種類、ニンジャスタイルでも2種類の武器が持てるようになり、合計4種類使えるの!?と驚きました。
各武器ごとにしっかりと特徴があるのも魅力の1つです。相手の間合いの外から攻撃を仕掛けることが出来る槍や仕込棍は似ているようですが使用感は全く違いますし、インファイトができる手甲や旋棍でも似ているようで使用感は全然違います。
私が特に多く使う武器は、サムライの魂、刀です。ニンジャスタイルでも忍者刀という武器があったのでそちらを使っています。おすすめ武技は惣捲(そうまくり)と飯綱落とし(いづなおとし)です。
史実とオリジナルが混ざり合ったストーリー
大まかなストーリーを要約すると
徳川竹千代(後の徳川家光)とその弟、徳川国松が次期将軍の座で対立。国松の裏に潜む真の敵を倒すため、様々な時代を巡り、同じ志を持つ仲間との絆を深め、地獄を祓い、天下泰平の日の本を取り返す。そんな感じでした。
ストーリーの感想ですが、個人的には普通に面白かったです。が、評価が別れるところでもあると思います。というのも、全体的にキャラクターの話や掘り下げ方があっさりしているなという印象を持ちました。舞台は戦国→平安→邪馬台国→幕末→そして戦国と移り変わっていくのですが、そのせいか一つ一つの時代での物語の印象が薄く感じてしまいました。ステージ自体は凄く良く作り込まれており、ボリューム不足という訳ではないので、この辺は難しいところですね。
ラストステージではこれまでのキャラクターが協力してくれるアチアチな展開もあるのですが、掘り下げが薄いせいか、そこまでキャラクターに感情移入ができなかったのも事実です。それでも最後は再び戦国に戻り、過去と決着をつけるところは燃えましたね!
仁王が描く歴史上の登場人物達
仁王シリーズは基本的に歴史上の登場人物をゲーム中に出しています。
仁王3では戦国時代で武田信玄、平安時代で源頼朝、幕末時代で高杉晋作、どの時代をとっても魅力的なキャラクターばかりです。
幕末と言えば新撰組が有名ですが、今作では沖田総司が出てきており、ボスとして戦うことができます。沖田総司は史実では労咳(肺結核)で亡くなるのですが、今作では病を霊石で和らげながら生きているようです。
というか、沖田総司のビジュ良すぎやしませんか?!

坂本龍馬や近藤勇といった有名所も出てくると思いきや、幕末は既に妖怪だらけの地獄絵図のため、ほとんどの維新志士、新撰組隊士は妖怪にやられ、亡くなっている状態でした。
仁王シリーズといえば毎作、俳優さんや女優さんをキャラクターモデルと声優に起用しています。今作では徳川国松を本郷奏多さん、卑弥呼を土屋太鳳さんが演じていました。
声優を有名人がやると微妙なことが多いですが、お二人ともとても演技が上手く、全く違和感もありませんでした。国松の悪い笑い声は最高ですし、土屋太鳳さん一生懸命の演技も素敵です。
ウィリアム、秀の字は?
過去作のキャラクター達も登場しています。仁王の主人公ウィリアムと仁王2の主人公、秀の字の登場はありませんでしたが、2人のことについて言及している場面がありました。
仁王で出てきた徳川家康、服部半蔵は按針(ウィリアム)のことを話していました。
仁王2で出てきた鍛冶屋、千子トヨは2人で1つの名前を持つ人(秀と秀吉)のことを話していました。
どうやら同じ世界線で確定のようなので今後会う日が来るかもしれませんね。
仁王3で最終ステージの大地が動くのは初代仁王ラストステージ安土城のオマージュでしょうか?
名作だけど、気になる点や不満点
気になる点としてはニンジャスタイルが強すぎやしないかい?という点です。
序盤はそこまで気にならなかったのですが、終盤に行くにつれ強力な忍術やスキルを習得していくので徐々にあれ?これほとんどニンジャスタイルでよくね?と思うことが増えてきました。直接攻撃の火力は低いですが、ニンジャスタイルは敵の背面から攻撃すれば威力が上がるという特徴があります。
この背後攻撃の特徴を活かし、属性忍術2種、または3種→敵が混沌やられ→ニンジャスタイルで背後から攻撃でボスのHPが一瞬で溶けます。
ニンジャスタイルは軽装のため走る速度が速く、フィールドを走り回るのにも便利ですし、ザコ敵処理も忍術で済んでしまいます。
他には操作が複雑という点です。これは仕方ない部分もあると思いますが、慣れるまで時間がかかります。ストーリークリアした今でも慣れていないと感じます。気力管理と残心に加え、上段構え、中段構え、下段構えの各コマンドに割り当てた武技、スキルに転身システム、守護霊技など、どれを使うべきかいまだに毎回悩みます。
まとめ
仁王3はこれまでの仁王シリーズやニンジャガイデンのノウハウを全て詰め込んだような作品です。詰め込みすぎてごちゃごちゃになりすぎかと言えば、そうは感じませんでした。システム面はこんなにもたくさんあるのに不思議と全てがマッチしているように感じるのは素晴らしいという他ありません。
クリア後も仁王シリーズは2週目からが本番という話がありますし、装備を揃えて自分だけのビルドを作ったりオンラインで協力して遊んでも楽しいです。僕は絶賛2週目プレイ中です!今後はDLCも控えているためますます盛り上がるでしょう。
死にゲー好き!歴史ゲー好き!コーエーテクモさん好き!という方は買うことをオススメします!
体験版段階で、ものすごいボリュームをプレイさせてくれた仁王3の記事はこちらです!
この記事を書いた人 Wrote this article
Melusande 男性
小さな頃からハリーポッターとゲームが大好き。 ハリーポッターやゲームに触れつつも日々の疲れは、ちいかわ作者【ナガノ】さんの作り上げるキャラクター達に癒されています。特に好きなのはレイブンクロー、自分ツッコミくま、パグさん、ちいかわ。 そんな私が皆さんに自分が体験したものや好きな物の魅力を伝えていくブログです。