仁王3 クリア後の感想(ネタバレ注意)

この記事はだいたい 12 分前後で読めます。

こんにちは!前に仁王3体験版の感想を書き、製品版もクリアしたので感想を書こうと思います!

結論から書くと、めちゃくちゃ面白かったです。以下に面白かった点や感想を書こうと思います。ネタバレ注意なのでお気をつけください。

クリアまでの時間や難易度

仁王、仁王2はプレイ済みなので仁王シリーズ初心者の方がつまずきやすい気力を回復する残心システムなどはある程度慣れています。その上でマップ等も自分なりにくまなく探索して60時間ほどでした。めちゃくちゃ楽しめてますね。戦絵巻も三鬼の影を残すのみです。三鬼の影難しすぎる…

難易度は前作、前々作とそれほど変わりはないと思います。仁王シリーズプレイ済みであれば納得できる難しさでしょう。初めてプレイする方は最初は難しく死にまくると思いますが、そういうゲームなので安心して落命しましょう。どうしても勝てない場合も妖怪オンラインで協力すると全国のサムライやニンジャが助けに来てくれるので安心してください。

転身システム

仁王3から新しく登場した転身システム。サムライスタイルとニンジャスタイルを切り替えながら進むのですが、とてもよく出来ているなと感じました。火力や防御力が欲しいなというときはサムライスタイルがハマりますし、飛んでいる敵や素早い敵などに対応したい時はニンジャスタイルがハマります。

サムライスタイルには研ぎゲージというのがあり、溜まるとゲージを消費して強攻撃や武技の威力を高めることができます。個人的にはかなり重要な要素だと思っており、研ぎシステムを使いこなせるかによってかなり難易度は変わってくると思います。

ニンジャスタイルでは忍術を使うことができます。前作までは忍術には使用回数があり、使い切りでしたが、今作はゲージ制になりました。手裏剣などは便利で常に使いたいのでゲージが貯まれば何度でも使えるというのは嬉しい変更点ですね。

捌き 見切りシステム

サムライスタイルには攻撃を直前ガードで捌き、ニンジャスタイルは攻撃を直前回避で見切りというものがあります。どちらもめちゃくちゃ気持ちいいです。ほとんど全ての攻撃を捌き、見切りで対処することが可能です。どちらか1つでいいじゃんという意見もあると思いますが、地面に属性(炎など)が残るタイプの攻撃や多段攻撃を捌くとなると捌いたところで地面の属性でダメージを受けてしまいます。その場合は見切りが有効ですね。見切りは見切りで捌きみたいに相手の気力を削れないし、気力も切れやすいという弱点もあります。

このボスには捌きがいいな、見切りが有効かも?と色々試しながら楽しく攻略できます。

シリーズ恒例の陰陽術もありますし、前作あった妖怪技も今作では使役という形で使用することができます。妖怪技は面白く、強力なものも多く戦闘の手助けとなってくれることが多いのでこれは嬉しいですね。ただ、使用回数が存在し、仁王2の時みたいに何回も使うことはできず、妖怪技ゴリ押しはできないです。

楽しい強敵やボス達(景時除く)

仁王3にはストーリーで登場するボスはもちろん、フィールドや戦絵巻で登場する強敵を含めればたくさんのボス達がいます。驚くべきはそのほとんどが楽しかったです。しっかりと相手の攻撃後には隙があり、こちらが攻撃をするチャンスをくれます。相手の攻撃をいかに見極め、ダメージを与えていくかが大切になってきます。

私の中で良いボスというのは戦っていて楽しいか楽しくないかなのですが、体験版での最初のボス、山県昌景も楽しかったですし、中盤の源頼朝、最後のラスボスも楽しかったです。個人的ナンバーワン楽しいボスは茨木童子です。前作ではお仲間の酒呑童子が出ていましたが、今作では遂に茨木童子も参戦です。是非茨木童子の腕を切ったという刀の鬼切を装備して挑みましょう。

良いボスがいればもちろんそうでないボスもいました。具体的には梶原景時ですね…景時は手斧を使うのですが、手斧の武技を使う際、プレイヤーが手斧を使う時には持ちえないスーパーアーマーでゴリ押し、遠距離でブンブンしてきます。妖怪技も無制限に連発してきますし、攻撃しても怯まずブンブン…楽しくなかったですね。仁王2の斎藤利三を少し思い出しました。

オープンフィールドという選択肢

仁王3はオープンフィールドを採用しています。オープンワールドより自由度は高くないですが、個人的にはこのぐらいが丁度いいなと感じました。走る速度も速いですし、今作から採用されたジャンプアクションも相まって探索でめんどくさいと感じたこともありませんでした。前作同様木霊やすねこすり等もいるので探索要素もバッチリです。

これまでの仁王シリーズではボスに入ると画面が切り替わりボス戦という感じでした。今作でもストーリーボスは専用のフィールド、ムービーシーンが用意されてますが、仁王2の鎌鼬や牛頭鬼などの過去作ボスが普通にマップをうろついていました。倒しても倒さなくてもどちらでも大丈夫ですが、倒すと新しい武技がもらえるなどご褒美があるのも嬉しいですね。

また、戦闘BGMもステージ毎に違っており、平安京では雅な笛の音が、幕末の遊郭では三味線の音が戦闘を盛り上げてくれます。

多種多様な武器種

仁王シリーズといえば多彩な武器種が有名です。今作もかなりの武器種があり、どれを使おうか迷ったぐらいです。体験版まではサムライスタイルで1種類、ニンジャスタイルで1種類の武器が使えるだけでした。仁王、仁王2も2つの武器を持ち、切り替えながら戦っていたので、スタイルを切り替えながら2種類の武器を使うのかなと思っていたのですが、ストーリーが進むとサムライスタイルでも2種類、ニンジャスタイルでも2種類の武器が持てるようになり、合計4種類使えるの!?と驚きました。

各武器ごとにしっかりと特徴があるのも魅力の1つです。相手の間合いの外から攻撃を仕掛けることが出来る槍や仕込棍は似ているようですが使用感は全く違いますし、インファイトができる手甲や旋棍でも似ているようで使用感は全然違います。私が特に多く使う武器は、刀、槍、手斧、忍刀、旋棍です。どの武器でも言えますが、操作を極めれば極めるほど火力も出るようになります。

ストーリー

大まかなストーリーを解説すると

徳川竹千代(後の徳川家光)と弟、徳川国松が次期将軍の座で対立。国松の裏に潜む真の敵を倒すため、様々な時代を巡り、同じ志を持つ仲間との絆を深め、地獄を祓い天下泰平の日の本を取り返す。そんな感じでした。

ストーリーの感想ですが、個人的には普通に面白かったです。が、評価が別れるところでもあると思います。というのも、全体的にキャラクターの話や掘り下げ方があっさりしているなという印象を持ちました。舞台は戦国→平安→邪馬台国→幕末→そして戦国と移り変わっていくのですが、そのせいか一つ一つの時代での物語の印象が薄く感じてしまいました。ステージ自体は凄く良く作り込まれており、ボリューム不足という訳ではないのでこの辺は難しいところですね。

ラストステージではこれまでのキャラクターが協力してくれるアチアチな展開もあるのですが、掘り下げが薄いせいかそこまで感情移入ができなかったのも事実です。それでも最後は再び戦国に戻り決着をつけるところは燃えました。

史実上の登場人物達

仁王シリーズは基本的に史実上の登場人物をゲーム中に出しています。

仁王3では戦国時代で武田信玄、平安時代で源頼朝、幕末時代で高杉晋作、どの時代をとっても魅力的なキャラクターばかりです。幕末と言えば新撰組が有名ですね。今作では沖田総司が出てきており、ボスとして戦うことができます。沖田総司は史実では労咳(肺結核)で亡くなるのですが、今作では病を霊石で和らげながら生きているようです。

坂本龍馬や近藤勇といった有名所も出てくると思いきや、幕末は既に妖怪だらけの地獄絵図のためほとんどの維新志士、新撰組隊士は妖怪にやられ、亡くなっている状態でした。

仁王シリーズといえば俳優さん、女優さんをキャラクターモデル、声優に起用しています。今作では徳川国松を本郷奏多さん、卑弥呼を土屋太鳳さんが演じていました。声優を有名人がやると微妙なことが多いですが、お二人ともとても演技が上手く、全く違和感もありませんでした。国松の笑い声は最高ですし、土屋太鳳さんは可愛いです。

過去作のキャラ達

過去作のキャラクター達も登場しています。仁王の主人公ウィリアムと仁王2の主人公、秀の字の登場はありませんでしたが、2人のことについて言及している場面がありました。

仁王で出てきた徳川家康、服部半蔵は按針のことを話していました。

仁王2で出てきた千子トヨは2人で1つの名前を持つ人のことを話していました。

どうやら同じ世界線で確定のようなので今後会う日が来るかもしれませんね。

仁王3で最終ステージの大地が動くのは初代仁王ラストステージ安土城のオマージュでしょうか?

気になる点や不満点

気になる点としてはニンジャスタイルが強すぎやしないかい?という点です。序盤はそこまで気にならなかったのですが、終盤に行くにつれ強力な忍術やスキルを習得していくので徐々にあれ?これほとんどニンジャスタイルでよくね?と思うことが増えてきました。直接攻撃の火力は低いですが、ニンジャスタイルは敵の背面から攻撃すれば威力が上がるという特徴があります。素早く手数も多いため相手を属性やられにもしやすいですし、そこに強力な忍術を使用すればあっというまにサムライスタイルの火力を超えてしまうんですよね…ニンジャスタイルは軽装のためフィールドを走り回るのにも便利ですし、ザコ敵も忍術で済んでしまいます。

他には操作が複雑という点です。これは仕方ない部分もあると思いますが、慣れるまで時間がかかります。ストーリークリアした今でも慣れていないと感じます。気力管理と残心に加え、上段構え、中段構え、下段構えの各コマンドに割り当てた武技、スキルに転身システム、守護霊技などどれを使うべきか毎回悩みます。

総評

仁王3はこれまでの仁王シリーズやニンジャガイデンのノウハウを全て詰め込んだような作品です。詰め込みすぎてごちゃごちゃになりすぎかと言えば、そうは感じませんでした。システム面はこんなにもたくさんあるのに不思議と全てがマッチしているように感じるのは素晴らしいという他ありません。

クリア後も仁王シリーズは2週目からが本番という話がありますし、装備を揃えて自分だけのビルドを作ったりオンラインで協力して遊んでも楽しいです。今後はDLCも控えているためますます盛り上がるでしょう。

まだプレイしていない方は買うことをオススメします。

Wrote this article この記事を書いた人

Melusande

Melusande

ハリーポッター、ゲーム、可愛いものが好きです。日々の体験や面白かった出来事を描き、皆さんに共有できたらうれしいです。

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